能登半島地震にともなう石川県漁業支援(第2回目)

石川県は昔から日本海有数の漁業基地として栄え、日本の食糧基地としての役割を担ってきた地域といえます。同じ海で生きてきたNPO法人 浜-街交流ネット唐津の会員漁業者は、石川県漁業の一日も早い再建を願い、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングで全国311名の方々からいただいた寄附金で、石川県漁業協同組合が決定した今般の震災で甚大な被害を受けた地区で漁業の技能習得を目指すとともに石川県漁業の大きな力となっている特定技能外国人ならびに技能実習生103名に2回目の漁業資材(漁業用合羽と長靴 103万円分)を寄贈させていただきました。

 

近年、国内では魚消費低迷や魚価安、漁場環境変化や資材の高騰等の影響で漁業が衰退傾向にあるなかで、石川県漁業協同組合は積極的に若手漁業者を確保し、日本の食糧産業を担う責務を果たしてきています。能登半島地震で漁港や漁場に大きな被害を受け、地域によってはまだ漁業者等も加わって改修工事が行われているとのことですが、現在は多くの地域で漁業活動が再開されているとのことです。